ダメージケアでサラサラ髪に♪簡単な方法を紹介
こんにちは!美容師歴13年のりょうです!
この記事は、
『簡単に今よりもサラサラな髪にしたい!』という、ヘアケア初心者のための記事です。
ヘアケア初心者の方は、『ダメージが気になるけど、何から始めたらいいかわからない!』
と言う方が多いと思います。
今回はそんな方達のために、美容師歴13年の僕がオススメする
【今日からすぐに始められる、簡単お手入れ方法】を紹介していきます☆
サラサラな髪にする必殺技
- リンスorコンディショナーorトリートメント
- くし(又はシャンプーブラシ)
おそらくほとんどの方が持っている物だと思います。
まず【サラサラな髪】というのは、
髪の毛の表面にあるキューティクルが均一に整っている状態を言います。
イメージは海苔巻きの、海苔から米が溢れることなく綺麗に包まれている状態ですね。
その状態で髪を触るとサラサラと感じることができます。
リンスやコンディショナー、トリートメントは、
主成分が油で、指通りを良くするだけでなく、キューティクルを髪から剥がれにくくする効果があります。
物によっては髪内部の修復や栄養を入れるなどの効果もありますが、今回の記事ではその説明は省きます。
ではここからサラサラな髪にするための必殺技を紹介します。
- 普段通りシャンプーをして下さい。
- シャンプーを流したらリンスを適量手に取って下さい。
- 毛先→中間の順に揉み込み、根元にはつけないで下さい。
- 毛先→中間の順にクシで髪をときましょう。
- 引っ掛かりがなくなったら髪に指を通しながら流しましょう。
これをやるだけでリンスなどが均一に定着するので、
乾かした時の指通りがサラサラな質感となります。
ちなみに洗い流さないトリートメントを使われている方も、
塗布後にクシでとくと均一に定着するので、よりサラサラな質感に出来るはずです☆
すぐに出来るのでぜひやってみて下さい。
健康な髪の秘訣はダメージをさせない事
ここからは少しだけ難しい話をします。
サラサラな髪にしたい!という場合は先ほど説明したことを実践したり、
良いヘアケアアイテムを使う必要があります。
ですが実は良いヘアケアアイテムを使用しても髪のダメージを100%治す事は出来ないんです…。
基本的に髪の毛は一度ダメージをすると元通りには戻りません。
先ほど紹介した髪をサラサラにする方法も、
髪をダメージのない状態にしているのではなく、
髪の表面にあるキューティクルを整えて指通りを良くしているだけなので、
健康な髪にするための根本的に解決にはなっていません。
じゃあどうやって健康な髪にするの?
実はヘアケアをする上で最も大事なのは、
良いヘアケアアイテムを使うことよりも、ダメージをさせない事なんです。
次の項目からは『なぜ髪はダメージするのか?』を説明していきます。
髪がダメージする原因
髪の毛がダメージする原因は、大きく分けると3つあります。
- 紫外線や湿気などの環境によるダメージ。
- カラー剤やパーマ剤などによるケミカルダメージ。
- 日頃のシャンプーや、ドライヤーなどからによる日常ダメージ。
ほとんどが生活する中で避けることが難しいこととなっています。
この記事では3つ目の日常ダメージ対策について紹介します。
1つ目と2つ目に関しては別の記事で紹介しているので
気になる方は下の記事をチェックしてみて下さい。
日常ダメージ対策
- シャンプーによる摩擦ダメージ。
- ドライヤーなどによる熱ダメージ。
ここからは、日常ダメージに対してのお手入れ方法を簡単に説明していきます。
日常ダメージは、日々の生活の中で避けることが難しいダメージの原因のことを言います。
シャンプーやドライヤーを使わなければダメージしないの?
こう考える方もいるかもしれませんが、
シャンプーをしない・ドライヤーを使わない、ということをしてしまうと他のトラブルの原因になってしまいます。
- 汚れが髪に蓄積し、髪が擦れ合うたびにダメージする。
- チリ・ホコリ・花粉が蓄積し、乾燥の原因になる。
- 頭皮の汚れが取り切れず、ニオイ・かゆみ・抜け毛などの頭皮トラブルの原因になる。
- 髪が濡れている状態が長いほど、内部の栄養が逃げていく。
- 髪が濡れている状態は、特に摩擦ダメージを受けやすい。
- 頭皮に湿気が溜まり、菌が繁殖し、ニオイ・かゆみ・抜け毛などの頭皮トラブルの原因になる。
このように、他のダメージの原因や頭皮トラブルの原因になってしまうので、
- どうしたら毎日のシャンプーからダメージを減らせるか。
- どうしたら毎日のドライヤーからダメージを減らせるか。
を、考える必要があります。
毎日のシャンプーダメージを減らす方法
- 正しい洗い方で洗う。
- 自分の髪質に合ったシャンプーを選ぶ。
- ダメージの原因に合ったシャンプーを選ぶ。
ほとんどの方がシャンプーは毎日すると思います。
本来、ダメージ対策をする上で最も重要なのは、1〜2ヶ月に1度の美容院でのトリートメントケアではなく、
365日やるお家でのシャンプーにこだわることです。
正しい洗い方
髪への負担を減らす方法で、今日からすぐに始められるのが“正しい洗い方“です。
- すすぎは1分
シャンプーをする前に、すすぎを1分間ほどしましょう。
汚れはお湯だけでもある程度落とせるので十分にすすいだ後にシャンプーをした方が、
泡立ちがよく、髪・頭皮への負担を減らせます。 - 1回目のシャンプーは10〜15秒
最初のシャンプーは髪の汚れを落とすためにしましょう。
なのでいきなりゴシゴシするのではなく、
10〜15秒ほど泡を髪に揉み込むようにしたら流してください。 - 2回目のシャンプーで頭皮をキレイに。
2回目のシャンプーは泡立ちがとても良い状態になります。
モコモコの泡で頭皮を洗うことで、
髪・頭皮への負担が少なく、キレイに洗うことが出来ます。
このように、意外と知られていないのですが、シャンプーは2回する必要があります。
毎日1回のシャンプーだけするとどうなっているのか?
髪についているチリ・ホコリなどの汚れがシャンプーの泡に含まれ、
その泡でゴシゴシ洗うと髪や頭皮を傷つける原因となってしまいます。
逆に、1回目のシャンプーで泡立てをした後に1度流し、
2回目のシャンプーでもう一度泡立てをすると、汚れなどの余計なものが無い綺麗な泡が立つので、
その泡で洗うと髪や頭皮への摩擦によるダメージを極端に減らすことができます。
今まで1回しかシャンプーをしていなかった方が、
これから毎日この洗い方に変えるだけで髪への負担を減らすことが出来るので、
ぜひ今日から始めてみてください☆
シャンプーの選び方
これからヘアケアを考えている方からすると、最も迷ってしまうのがシャンプー選びではないでしょうか?
薬局やスーパーに行くと、ものすごい数のシャンプーがあると思いますが、「実際どれがいいの?」となってしまいますよね…。
ここからは美容歴13年の僕が、
「誰でも美髪になれるオススメのシャンプー紹介!」ではなく、
『シャンプーを選ぶときの考え方』を紹介していきます☆
シャンプー選びの考え方
- 自分の髪質を理解する。
- ダメージの原因を知る。
- なりたいイメージを持つ。
まず初めに大事なのが、上記の3つを知ることです。
- 直毛なのか癖毛なのか?
- 細毛なのか太毛なのか?
- 乾燥しやすい?
- カラーやパーマの薬剤ダメージ?
- 外出が多いから紫外線ダメージ?
- 毎日のアイロン・コテによる熱ダメージ?
- しっとりおさまるように。
- ふんわり動きを出したい。
これらを知った上でシャンプーを選びましょう。
例えば、
髪質 → 癖毛で細毛
ダメージの原因 → 毎日のアイロンダメージ
なりたいイメージ → おさまるように
というような場合は、
まずはダメージの原因を抑える必要があるので、熱ダメージケアをする必要があります。
熱によるダメージを受けた髪は、硬くなり、ごわつく傾向があるので、
髪にタンパク質を与え、柔軟な髪に導いてくれる物がいいです。
髪質が「癖毛で細毛」
なりたいイメージは、「おさまるように」ですが、
細い髪にしっとりしすぎる物を使用すると、ベタつく可能性があるので、質感はサラサラになるものがオススメです。
なので、このような場合にオススメするシャンプーは『ナノアミノボーテ スムースタイプ』がオススメです。
というような結論になります。
今回は例で書いていますので、
もっと色んなシャンプーのことを知りたい!という方は、
こちらの記事を参考にしてください☆
まとめ
今回は、これからヘアケアを考えている方向けに記事を書かせて頂きました。
特に今回の記事では、「ダメージをさせないために出来ること」を中心に書かせて頂きましたが、
髪の毛を根本から良くしようと思うと、実際には頭皮ケアも大切になります。
ですが、いきなり色々やろうと思うと、
「続かずに断念してしまう…、」となってしまうかもしれないので、
まずはご自身がやり続けられそうなことから始めてみて、効果を実感してください。
効果が実感できれば必要性がわかるので継続するのが当たり前になるはずです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!